観察記録4日目
この惑星の夜はとても静かだ。ずっと鳴り響いている電子音のような小さな音・・・。どこかで聞いたことがあるようで不思議と不快ではない。その音に導かれるように・・・また離れるように歩いていると、あの生命体に遭遇した。そう「うもらん」だ。
「うもらん」はこちらに気付きもせずただひたすら上を眺めている。そこには故郷の月のような星のような、でも月にしては形が歪で、星にしては大きい。グニャグニャと形を変えてまるでこれも一つの生命体のようではないか。私はこの惑星について全く理解していない、これから何かわかることはあるのだろうか・・・。
そう考えていると、「うもらん」から茶色い物体「うんこ」が飛び出した!私はとっさに身構えたが、彼らはそのまま月か星か不明な物体を見上げたままそこを離れることはなかった。
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