観察記録6日目
昨日の乾きが嘘のように、この日はとてもじめっとしていた。水が手に入ると期待して外を見るが・・・そこには緑の雨が降っていた。これは期待できないし、もしかしたら私の身体に害があるかもしれない。今日は拠点から動かないことにした。こんな日もあるだろう・・・。目をこらしてみると雨と同じ色をした物体がいる。それをしばらく見ていると「うもらん」が現れた。ここまで拠点の近くにいるとは驚きだ。
そのまま「うもらん」は緑の雨に濡れていった。この雨は有害ではないということを示しているのだろうか・・・または「うもらん」にとって必要不可欠な要素かもしれない。そう考えていたその瞬間、「うもらん」から「うんこ」が飛び出したのである!私は拠点の中にいるにも関わらずとっさに身構えた。が、なんとあずき色の世界に今まで見たことがないほど、綺麗で神々しく煌びやかな私の言葉ではなんともこの美しさを表現できないほどの物体が空にあった。私は何故か泣いていたのだ・・・。
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