【マンガ】７話　げいじゅつ【うもらん】

私に趣味はなかった。どうしてもうまくいかないのだ。同じことを続けることが私には難しかった。今のこの研究は偶然が重なり続けているが、最初はうまくいくわけないと確信していた。なぜなら今まで一つも出来てこなかった・・・。この惑星と「うもらん」の研究記録を持ち帰りオーナーに報告したら、どんな表情をするだろうか・・・。彼はきっと驚くだろう。

パラパラっと音がした・・・。ゆっくりと音のする方を向くと「うもらん」がいた。紙のようなモノを持っている。その紙を見ながら考えているような動きをしている。私も「うもらん」の感情がわかってきたのかもしれない・・・。そう思い込んでいると「うもらん」から「うんこ」が飛び出したのである！私はとっさに身構えた。しかしその「うんこ」は「うもらん」がもっていた紙にのっかった・・・。

これが「うもらん」の趣味なのだろうか・・・。素晴らしい作品だ。私は思わず拍手をした・・・。