【マンガ】１５話　あれ【うもらん】

真っ暗だ・・・。ありえないほど暗い。目を開けているのか閉じているのかさえわからない。瞬きをする何も変わらない・・・。幼い頃友人の悪ふざけで納屋に閉じ込められたことを思い出す。真っ暗で何も見えない、今と違うのはドアの隙間からうっすら光が漏れていたこと。その光を頼りにひたすら開けてくれるのを待った・・・。研究もここまでなのか。

全てを諦めかけていたその時、近くで「カチッ」と音がした。視界が広がる。「うもらん」がいる。「うんこ」もいる。「うんこ」がスイッチを押している。

ありがとう・・・「うんこ」。