【マンガ】２０話　かたち【マンガ】

あずき色の世界では何もないようで全てあるかのような雰囲気がある。訳のわからないことだが確かにソコにはなにかが存在するのだ。考えれば考えるほどゾッとするがすぐに穏やかな気持ちになってしまう。一体ここはどこで私はいつ帰ることが出来るのか・・・。ふと外に目をやると「うもらん」がいた。

こちらを見つめてなにか手を動かしている・・・。これは・・・まる。次は・・・ばつ。そして、私は集中して「うもらん」の手の動きに注目している、その瞬間「うもらん」から茶色い物体「うんこ」が飛び出してきた。私はとっさに身構えた。・・・「うもらん」の方に目をやると、「うんこ」だったのである。そう「うもらん」も「うんこ」になっていたのである。