【マンガ】２２話　あいさつ【うもらん】

夢だと気付く夢を見たことはあるだろうか？私は今その夢を見ている・・・。私は夢の中にいる・・・なんとも不思議な感覚だ。身体が自由に動くようで動かない。霧の中にいるようだ。それでも視界はハッキリしているようでどこまでも駆けていけそうである。

振り返ると「うもらん」と目があった。こんにちは・・・そう話している。ついに私は「うもらん」の言葉がわかるようになったのだ。言葉を発しようとした瞬間、「うもらん」がまた話す。うもらんです・・・そう「うもらん」は「うもらん」だったのだ。

何かがわかりかけたその瞬間、目が覚めてしまった・・・。一体何が理解出来そうだったのだろう。重い頭を持ち上げると目の前に「うもらん」と「うんこ」がいた・・・。